categorical imperative (CI)
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「(とにかく)~せよ」という無条件な命令、またはその形式を指す。
ただ、その格言に従って行動し、同時にそれが普遍的な法則となるように意志することができるのです。
ここから、分散アーキテクチャや共有ガバナンスに関心のある人ならお馴染みの〜という文脈を持ってくるtkgshn.icon*4
その命題は「道徳か?」を証明するテスト?っぽい。
その証明のプロセスは、以下の通り
1. その命題が普遍的な法則になるか
2. それが実現したとして、それを望むかどうか?
「借金をしても困ったときは返さない」を当てはめて、これがtrueになると誰も人を信頼しなくなりお金を貸す慣習自体が崩壊するため、普遍化できない。
「困った人がいても助けない」は普遍化できる(『自分のことは自分自身で何とかしろ』が普遍化する)が、自分が困るから道徳テスト失敗
何が道徳的であるかを定義(決める)能力
定言命法(断言命法):(いいからとにかく)「…しろ」
仮言命法(仮定命法):「~が欲しいなら、…しろ」
今回は後者の「定言命法」の話tkgshn.icon
カントのいう定言命法は、具体的には次のようなものです。 汝の意志の格率が常に同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為せよ
カントはこの定言命法だけが道徳の原理になると考えていました。
欲求によって人間は操作されている
基本的に1人の人間は欲求によって操作されている
でもこれは、1人であって全員に取ってそうするべきかは場合によって変わる
格率はあくまで自分にとっての幸福を目指すもの。それが万人にとって正しいとは限らない。格律は私の行為のルールにすぎず、行為の一般的なルールとはいいがたい。なので道徳の規準とすることはできない。そうカントは考えました。
これらは克服することができない
できるのは神だけ
これ、いわゆる空想してそれを"神"と定義づけただけという理解でいいかなtkgshn.icon*2
義務として行為すること、ただこれだけが道徳的である